恋愛における「付き合う」とは結局独占なんだろうか。
わたしのもの・あなたのものというライトな合意。
結婚の前哨戦みたいなやつ。
なぜ独占するかというと、出産の名残じゃないのか。
次の命を守っていくという共同作業にふさわしい相手かという見極め。
無意識に近いホルモンの作用的な。
出産適齢期が過ぎ、性よくも激減した今。
付き合うとはなんなのか、そんなことばかり考えている。
しかし「付き合う」という結果はそれなりに「成就」の意味が濃い。
人は本能的に成就・獲得を目指すものとも思う。
付き合ってない状態に未到達感を感じ、そんな現状から脱したがる。
しかし未到達でも自分はいいんだ、という場合。
これからは、付き合ってない状態の都合よさがどんどん広がる気がする。
なんの期待もかけ合わない2人。
約束も定期的な逢瀬もない。
期待しないからがっかりもしない。
ただ感覚の2人。
どぉお?
今日はちょっと・・
じゃ、また〜
いささか心細いけども。
なんのためにお互いをつなぎ止めようとするのか、そこに答えはない。
つなぎ止めない時代。
来る気がする。