性恋結婚お笑い時代


恋愛至上主義
結婚至上主義
性行為至上主義
お笑い至上主義

もう40年とかずっとこんな主義に覆われている。

それが令和になって極端な少子化・未婚傾向が表面化してから、時代の方向転換が感じられるような。

娯楽は恋愛だけじゃない
性行為がなくてもいい
結婚が人生のすべてじゃない
人をいじってまで笑いたくはない

ラジオからこんなムードが感じられてきても、TVはいまだに40年同じものを引きずっている。
「人を笑わせる」
きれいに言えば「みんなを笑顔にしたい」と、それしか考えてないのかと思うようなバラエティーばかり。
CMも相当調子に乗ってる。
謎の上から目線、家族みんなにいじられる犬、お笑い芸人のただの関西弁。
これで笑うんだろうと思われるのが悔しい。
お笑いネタ番組で、観客席を女性で埋めるのも本当にやめてほしい。
ワイプを見てても、女はなんでも笑う(ってか笑わない女はブス)みたいなムードが形成されてて殺意が湧く。


昨日、日テレでは20代の交際経験なしが50%に迫っていると報じていた。
その主な理由は金銭的な余裕のなさと「傷つきたくない」ということ。
それは一見ネガティブな理由かもだけど、「関係性をはっきりさせない分ずっと円満でいられる」というようなグレー礼賛の声もあって希望を感じた。

そこで藤井アナが、「でも傷ついた経験こそがその先の学びにつながってより良い関係を築き合える。それが愛」というようなことを言う。
傷つきの先に愛があるなんて保証はないよ。
上の世代はやたらぶつかり合いを推奨して、「それ避けてたら学びはないよ」とおどしてくる。
だけど、上下関係がハードな部活や活動で厳しさに耐えてみても、学びどころか命の危機にぶち当たり、癒えない痛みをずっと抱えるようなストーリーが表面化してるじゃないですか。
だから傷つくことに、もっと・うんと慎重になりたい。
それを若者がどういう経緯で体得したのかは謎だけど、やっとこんな時代に変わってきたかという感動はありますよね。



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